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鍼灸治療の前後を知っておこう

鍼灸治療の前後について、術者から注意事項の説明がありますが、自分の体質やその日の体調にウソをつかないことは大前提になります。急性の病気で熱の高いときや激痛があるとき、治療する部分の皮膚に湿疹や化膿が見られるときは、薬局などで手に入るお灸であっても、家庭療法という手段は行ってはなりません。鍼灸治療の始まりには、強ばりが強ければ指圧やマッサージを行います。治療院によってオプションになる場合もあることを事前説明してくれますから、費用のトラブルがないように、疑問点は聞いておきましょう。また、症状によっては温めることがかえってよくない場合もあり、その際にはアロマの香りなどのセラピーに移行することもあります。鍼灸治療の後は、症状も和らいでいるはずで、気分的にもリラックスモードに切り替わるかもしれません。しかし、たとえ数十分間の治療であっても、思っている以上に身体は体力を消耗していることを知っておきましょう。すぐに起き上がらず、十分休憩を取りましょう。

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